た・ま・な・お・と

おんがくとピアノのことを書いています

ピアノを弾くときの姿勢やパワートレイン(体幹)で参考にした情報

ピアノ演奏のために、ヒト本来の姿勢とか、パワートレインとか、いろいろ書いていますが、下記のことを意味して書いています(エコロジー(生態学)のサーティフィケートがあるので、その分野からの思考が強いと思います):

 

ヒト本来の姿勢: ホモ・サピエンス(ヒト)の動物としての本来の自然な立ち方や座り方のことです。この姿勢の時に、地球の重力に対して身体に負担が最もかからなくなり、ヒトにとっていちばん楽な、リラックスした身体の状態になるはずです。だってそれが最も省エネ、つまり、やすやすとは手に入らない食べ物から作りだした貴重なエネルギーの最も効率的な使い方のはずだから。つまり、エネルギーを浪費するリキみや筋肉の緊張が最も少ない。本来の姿勢については、姿勢や整体や武道やスポーツやダンスやボディーワークなどの本やサイトに、いろいろな表現で説明されています。

 

パワートレイン: 自動車の動力伝達メカニズム(後輪~シャフト~前輪)のことですが、ヒトや四足歩行哺乳類のメカニズムと同じなので、この言葉を使いました。ヒトの場合は、腰(尾骨・仙骨・骨盤・股関節)~背骨~肩(肩甲骨・肩関節・胸鎖関節)です。このパワートレインがヒト本来の最も効率的な動きをするときは、ヒトがその命をつなごうとするとき(獲物を狩る、捕食者から逃げる)です。パワートレインが効率的に動くと、目の動きも俊敏になる気がします(生き残るためにだろうね)。また、パワートレインの動きにつられてチェストケイジ(胸郭)や肩関節や頭蓋骨が回転運動をします(ヒトを真横から見たときに)。

 

ピアノはヒトが身体をつかって弾くので、上記のヒト本来の姿勢でパワートレインが正常に動作しているときに、最も身体の負担が少ない、効率的な動きでピアノを弾けるはずです(当然のことだ)。

 

この結論に至るのに、下記の情報やサイトや動画を見てとても参考になりました:

 

合気道: 佐々木合気道研究所のサイト(膨大な数の論文を掲載。体幹、身体の動かし方、回転運動、心技体の大切さなど、包括的に網羅されていて、大変参考になった)

 

日本の武術: いろいろな古武術のサイト。音楽家も習っているようです。

 

ボクシング: プロの方、アマチュアの方(たんげ姐さん)のブログ。いろいろな気づきをもらえました。

 

野球: baseball performance laboの股関節の回転に関する記事にハッとさせられた。その他の野球のトレーニングのコンテンツやプロ野球選手の著書やブログもとても参考になる。

 

ボディーワーク: フェルデンクライス、あべこべ体操、アレクサンダーテクニック、クレニオセイクラルなどのサイトや動画。チーターが走る動画を掲載している方のサイト(アレクサンダーだったかな?)。チーターの走る動画は強烈なインスピレーションになった。

 

整体・筋トレ: 各種整体院や筋トレやストレッチのサイトや動画。立腰(りつよう)のサイトなど。こんにゃく体操。肩甲骨、仙骨、尾骨、舌の位置、骨盤、股関節の柔軟性の大切さなど。これらが背骨につながっていて、ひとまとまりのセットとして動くことが肝心かなめのことだとわかりました(⑤もそうです)。

 

テニス:2001年のウィンブルドンテニスの女子準決勝(V.ウィリアムズ vs ダベンポート)の試合中継を見た記憶。ヴィーナスとダベンポートの動きの特徴と違い(この死闘が実質的な決勝戦だった)。

 

その他:ヨガやピラティス、ヒップホップダンス、インドにあるズンバの教室の動画など。ヒトが身体を動かしてするものは何でも参考になります(当然だ)。

 

ピアニストの動画:PianoCareerAcademyのIlinca Vartic先生の腕~指先の動きと、先生の華奢なのに肩まわりと背中が分厚い体格。Jason Moranさんのリラックスした腕の動きと、肩まわりと背中の分厚さと、なで肩体型。Craig Tabornさんの、まるで柔道家のような体格と、演奏時のピシッとしているのに力みのない姿勢、演奏でノッてきたときのパワートレインの動きとそれに伴うチェストケイジ(胸郭)や頭蓋骨の回転運動、常に理想的な手の形(hand dome)、打鍵の強弱や硬柔を変幻自在に変えられる肩~腕の動き。

 

ピアノ関係のサイト:クラシックピアノのサイトで、手首の回転運動(右手首は反時計回り、左手首は時計回り)について書いているサイトがあって、去年のころは参考に手首を回して弾いたりしていましたが、今は、パワートレインの動きが各関節で回転運動に変わりながら伝わった結果として手首も自然に回転するということがわかったので、おおもとの肝心かなめのこと(ヒト本来の姿勢と、パワートレインの作動)が、肝心かなめのことだと思います。

 

ピアノも武道もスポーツもヨガもヒップホップダンスも、ヒトが身体を動かしてする活動なので、おおもとの肝心かなめ動きはぜんぶ同じということですね。自然な姿勢のとり方については、いろいろな本やサイトがいろいろな表現で説明していて、どれもこれも真実だと思いますが、どの表現に自分がピンとくるか、それから、身体の柔軟性や筋力も人それぞれなので、結局は、いろいろな情報を頭にインプットしつつ自分自身で試行錯誤して会得するしかないような気がします。

 

さいごに、こんなトーシロのわたしでも、いろいろ調べて試行錯誤して追求しているので、ピアノを教えることでお金をもらっているプロの方も、ピアノ演奏の肝心かなめのバイオメカニクスをお客様(生徒)に説明できるように、ぜひ勉強を重ねてほしいと思います(これができないと、もともとそれを体得していないお客様(生徒)は力んだ末端を動かすばかりでいつまでたっても上達せず、生産性の悪いレッスンとなり、レッスンのバリューの低下を招く)。

 

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