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おんがくとピアノのことを書いています

ピアノとバイオメカニクス(生体力学)_001

過去に書いた文章で、今の考えはもっと核心に近づいてきましたが、過去にいろいろ考えた記録としてアップします:

 

=== ↓ 過去に考えたこと(今はこの考えから更に進みました)↓ ===

 

打鍵のインパクトとリリースを調節しようとして弾くと、背中の筋肉が痛くなります。

これはたぶん、腕を振り下ろす力に、背中の筋肉でブレーキをかけて、打鍵の衝撃を和らげようとしているんだと思います。

背中の筋肉が足りないから筋肉痛になるんだと思いますが、なんといっても、ブレーキをかけるには大きなエネルギーがいるんだとおもいます(クルマが止まるときみたいに)。

腕を下す力を、背中の筋肉を逆噴射させて相殺して、落下スピードを下げて打鍵の衝撃を少なくするのは、鳥が翼をバタバタさせながら着地するのと同じだと思います。

鳥がバタバタ羽ばたきながら地面に着地するのは、浮力を使って落下速度を調整することによって、自由落下で地面に叩きつけられるのを防いでいるんだと思います。

ところで、鳥のなかでも、胴体のわりに翼や足が小さめの白鳥は、水面を羽ばたきながらかなりの距離を助走しないと飛び上がれませんし、水面にしか降りられないと聞いたことがあります(固い地面の衝撃に耐えられる構造をしていない)。水面に下りる時も、かなり水平に近い角度から、翼をバタバタさせながら着水します。

白鳥と同じように、飛行機は、着陸時に翼の一部をスライドさせて浮力を増やしたり、エンジンを逆噴射したりして、ようやく着陸します。機体に対してとても小さな足(車輪)しかないし、衝撃を吸収できない鉄のかたまりなので、水平に近い角度からしか着陸できないんだと思います。

ピアノでは、肩周りや肘や手首を背中から回転させて、スピードを逃がしたりの方向を変えたりして、筋肉の負担を少しでも軽くしようとすると同時に、キータッチを柔らかくしようとするんだと思います。

私の場合は、打鍵が旅客機の着陸だとイメージして、カツンッと大惨事にならないようにしようと思って弾くと、けっこう注意して打鍵できますが、筋力や体力がないうえに、肩関節が固まっていて動きが悪く、かなりの確率で大惨事になるので、安全着陸の確率があがるように、練習を通して筋力と柔軟性を上げていきたいと思います。

空から着陸してまた空中に飛び上がる、タッチ・アンド・ゴーを、キーを叩くたびにやっているみたいです。物理的には理にかなっていると思います。

 

★注★いまは、背中の筋肉だけではなく、もっと人体全体の動きをコーディネートしてピアノでもなんでも生命活動をやるんだと思っています。

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